ニモカカクラブ

【活動報告】秩父保健所 長期療養児教室でお話しをしてきました。


更新日時:2018年9月14日

本日、秩父保健所で開かられた長期療養児教室「病気があっても地域で一緒に~病気でしることでつながる」に、和田とスタッフ2名の計3名でお邪魔して参りました。

参加者は保護者7名、患児2名、きょうだい児1名。平日にも関わらず、たくさんの方が参加してくださいました。ありがとうございます。しかも、こうした交流会ではまだまだ女性の参加者の方が多いのですが、今日はお二人も男性の方が参加してくださいました。なお、保護者の方々が交流している間、子どもたちは会場のお隣の部屋で、保育士の方々と楽しく遊んでいました♪保育士の先生方、ありがとうございました。

埼玉県では今回のように年に1〜2回程度、小児慢性疾患児を育てる家族の交流会が各保健所で行われています。時間には限りがあるので、“短い講演を聞き、自己紹介を一人ずつして終わり”がせいぜいなのですが、それでも日々頑張る身近な仲間の存在を直接感じることのできる貴重な機会となっています。今後も行政にはこのように、日々頑張っていることや、苦労していること、不安なことを口に出す機会を設け続けていって頂きたいと思います。このような場を設けてくださった秩父保健所のIさんに御礼申し上げます。ありがとうございました。

帰りは、秩父名物わらじカツを皆で頂き、プチ観光を楽しみました!美味しかった!

以下、概要です。

・和田およびニモカカクラブについての紹介30分、その後参加者の自己紹介。資料として、ニモカカクラブのパンフレット、地域交流イベントのチラシ、NPO法人しぶたねが発行しているきょうだいの為の冊子2種類を配布しました。

・秩父市内には療育施設が無い(埼玉県療育センターが1つあるが、そこは他の施設にかかっていると利用することができない。そのため、1時間程度かけてリハビリに通っている方が多い。通いの負担が大きい。なお、最寄りの療育施設は市外(寄居)。)

・発育を確認する“星の子教室”がある。こちらは元保育施設を利用しているのだが、大変古い建物で耐震面でも不安があり、雰囲気が暗い。

・就労のこと、きょうだいのこと、父親も親であること(一緒に頑張ることが大切、父親の会も欲しい、土日開催があるといいなど)が話題にあがりました。

・「飯能だったら!と思える距離」「必要だと思っていても、日々目の前のことをやるだけで過ぎていってしまう。個人ではなく団体として存在してくれることがありがたい」とお話しくださった方がいらっしゃいました。地方で活動することの意義や質の高い講演会を行うことのニーズと大切さを改めて確認することができました。日々の活動への励ましとなりました。ありがとうございます。

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